最初にまとめます
私が使ってみた感想は次の通りになります。
・“ながら聴き”で長時間使っていても疲れないです。
・スマホで聴くより音が広がり、また、小さい音でも聴きやすいです。
・やや下側が重いので本体も音も安定しています。
・基本操作は“+▷-”で、簡潔な操作ができます。
・手のひらに収まる小型サイズです。
・Bluetooth接続で配線いらず、です。
・FMラジオはおまけ的かな、という印象です。
何でほしいか
スマホの音だと少し音を大きくすると音がザラザラして気になります。機種にもよるかとは思いますが、小型自動車が思いっきりアクセル踏んでいるような、きゅうくつで何か無理して音を出しているような感じがして、聴いているこちらが疲れてきます。
購入する商品の条件
だからといって、スマホを使って音楽を聴きますので、高級オーディオがほしいわけではありません。スマホのスピーカーよりは音に少し余裕がある程度でかまいません。スマホで聴くよりはいいかな、というくらいでいいです。
スマホで音楽を聴くとどうしても音がこもってしまいます。スマホのスピーカーで聴いた時のイメージとしては、スピーカーにハンカチやタオルをかぶせて音が内にこもってしまって、音が遠くまで届かない感覚です(あくまでも私的感覚です)。
やりたいことはスマホに外付けのスピーカーを着けるイメージですが、有線でつなぐというよりは、今の時代的にはBluetooth接続でスマホの音をスピーカーにとばして、スピーカーから音を出すことを考えています。
小型であることが条件になります。どのくらい小型か?手のひらに収まるくらいを考えています。そこまでの音質は求めませんので、その分小さいものにしたいです。机の上にはあれこれと結構ものが置いてありますので、大きいと他のものの邪魔になってしまいます。
選んでいく過程で気になった点としては、FMラジオが聞けるということです。ラジオを聴こうとすればスマホのアプリでも聴くことはできますが、ラジオ自体ほとんど聴くこともないですが、ラジオという単語にどこか懐かしさを感じましたので、付いているなら聞いてみたいとも思いました。
選んだ商品は、
Anker Soundcore mini (コンパクト Bluetoothスピーカー) 【15時間連続再生 / 内蔵マイク搭載/microSDカード & FMラジオ対応】(シルバー)
使ってみて
多少の重みは必要
スピーカーですので軽すぎると、音がぶれて割れてしまいとても耳障りです。だから、どうしてもある程度の重量は必要になります。スピーカーの下の方にやや重量を感じます。これによって本体が安定します。あと若干底の部分が机に吸着(べとべとではないです)する感じがありますので、これも本体がズレないように一役かっているのでしょうか。
ペアリングは順調に
スマホ側でBluetoothをONにします。ペアリングの時はスピーカーの近く(隣くらいのいきおいで)の方が確度は高いです。次に、スピーカーの電源を入れます。そうすると、スマホ側でスピーカーが認識されるので、対象のスピーカーを選択すればペアリングは完了です。
次回からは、スマホ側でBluetoothがONになっている状態で、スピーカーの電源を入れると自動的にスマホ側で認識してペアリングがおこなわれました。私の環境はスマホのBluetoothバージョン5.0です。
ペアリング中は、青いランプが点滅します。ペアリングが完了したら青いランプが点滅します。
音楽再生
スマホでサブスク用のアプリを起動します。任意のアルバムを選択して再生させます。その後、スピーカー側にて操作できます。再生中に▷を1回押すと一時停止、もう1回▷を押すと再開します。+を1回押すたびにボリュームUPになります、逆に-を1回押すたびにボリュームDOWNになります。
▷を押し続けるとスマホのアシスタント機能が起動しました。いつもながらスマホのアシスタント機能が立ち上がるのはわかりません。以前、ワイヤレスイヤホンでも誤操作?でアシスタント機能が立ち上がったことがありました。
+を長押しで次の曲の再生になります。-を長押しすると逆に前の曲が再生されます。ここまでの操作は1箇所にまとまった操作ボタンで行うことができます。+、▷、-のボタンが縦に配置されています。
操作性
操作ボタン(+、▷、-)はしっかり押せるので、今ちゃんと押せたよね、というのが指の感覚でわかります。押せたという自分の感覚と、実際のボタン操作結果が一致します。これですと操作した自分の自覚と実際の操作結果が同じで、きちんとボタンが押せたかわからないという事態は避けられます。
本体下に端子やスイッチなどが並んでいます。左からマイク、モードボタン、バッテリー表示、電源ボタン、AUX入力、Micro USB充電ポート、SDカードスロットという順番です。今回の選択理由にAUXでの接続、SDカード使用は入っていませんので割愛します。
ただし、ラジオについてはちょっとした懐かしさを感じましたので、使えるのをちょっと楽しみにしていました。ラジオを聴くにはスピーカーのモードをラジオに変える必要があります。上記に書いた本体下部分に並んでいるスイッチ等の中にモードボタンがあります。
モードボタンで、Bluetooth→AUX→FMラジオ→SDと押すたびに切り替わるとあります。しかし、AUX用ケーブルとSDカードは手元に無くて確認することはできませんでした。この場合どうなるか?結果は、Bluetooth→ラジオ→Bluetooth、になっていました。
FMラジオ
ラジオモードで▷を長押しするとチューニングがされ、しばらくするとラジオ放送が流れ始めます。+を押すと次の局に移動します。-を押すと前の局に移動します。スマホアプリ以外でラジオを聴いたり、ラジオのチューニングなどいつ以来ぶりかわかりません。貴重な体験ができました。
音質(私的感想です)
スマホで音楽再生するのであれば、イヤホンやヘッドホンで聴くのがいいでしょう。スマホのスピーカーだとやはり音がこもってしまって歌詞が聴きづらいです。そうするとボリューム上げないといけません。ボリュームを上げると今度は音が少しざらつき始めます。
それから比べたらこのスピーカーは音がこもるのが少なく、音の広がりも感じられ歌詞もハッキリ聴こえますので、そこまでボリュームを上げなくても聴きとることができます。音のざらつきがスマホで聴くよりは少なく感じますので、長時間聴いていても疲れませんでした。
気になるところ
FMは3局?(場所にもよると思いますが)
ラジオモードで▷を長押ししてチューニングした結果、どこかの局の放送が流れ始めました。そして違うところを選局して、また違うところを選局して、を繰り返しましたが、どうやら3つの局をグルグル回っていました。つまり3局しか聴くことができませんでした。
これに関しては、どう評価したらいいのか?が自分自身よくわかりません。もともとそこまでラジオが聴きたいというわけではなかったので、聴けたときはちょっと感動しましたので、ラジオは3局とはいえ聴けるのがわかりましたので十分です。
どこの局を聴いているかわからない
更に、流れている放送がいったいどこの局なのかがわかりません。周波数がディスプレイに表示されるわけでもありませんので、どこの局の放送が流れているかがわかりません。
もっとも、スピーカーにはディスプレイがありませんので、いったい何の曲を聴いているかもわかりません。それを知るためにはスマホを見る必要があります。
まとめ
私が使ってみた感想は次の通りになります。
・“ながら聴き”で長時間使っていても疲れないです。
・スマホで聴くより音が広がり、また、小さい音でも聴きやすいです。
・やや下側が重いので本体も音も安定しています。
・基本操作は“+▷-”で、簡潔な操作ができます。
・手のひらに収まる小型サイズです。
・Bluetooth接続で配線いらず、です。
・FMラジオはおまけ的かな、という印象です。
小さいのに音の広がりが感じられ、重心が下の方にあるので音が割れずらく安定しています。だから、音楽を聴いていても耳障りではなく、聴きやすく、疲れづらいと感じました。音楽を流すのがとても楽しくなりました。使用頻度が高くなりそうです。
今回は以上になります。ご覧いただき感謝します。