街の記憶

◇街の記憶 神保町~書店でだいぶ時間をすごしました

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神保町といえば

神保町(じんぼうちょう)といえば、人それぞれいくつものイメージがあるでしょう。大学があるので学生向けの食べ物屋さん、そのほかにもカレー屋さんが多く集まるところという印象をもつ人もいるでしょう。あとは本屋、特に古本屋街のイメージがあります。

学生街、学生向けの飲食店、カレー屋、古本屋街が世間的なイメージではないでしょうか。私のイメージも同じで、神保町では学生が多く目につきますし、食べ盛りの学生でいっぱいな洋食屋をよく見かけます。そしてのぞいてみると奥まで本が積み上げられている古本屋が通りに並んでいるのが目につきます。

神保町の最寄り駅は御茶ノ水駅?

所在地は東京都千代田区神田神保町となります。そして私にとっての最寄り駅はJR御茶ノ水駅です。神保町には高校生のときからいっていましたが、当時、私が高校生のときはまだ地下鉄半蔵門線の神保町駅はありませんでした。したがいましてJR御茶ノ水駅を使っていた印象が強いです。

JR御茶ノ水駅で降りて、御茶ノ水橋側から明大通りをくだって靖国通りに出れば神保町方面にでます。話は神保町からそれますが、明大通りはいわゆる楽器屋が多い通りですが、楽器には縁のない私には素通りするしかないところでした(残念ですが)。

神保町の記憶はまず本屋

私が神保町によくいっていたのは1980年代半ばから1990年代前半、高校生~大学生時代になります。よく小説を買いに行ったのが、書泉グランデと三省堂書店でした。両方とも有名な大型書店で1度店内に入ると2、3時間は出てこられなくなるくらいでした。

私の本の買いかたは本の題名をざっと見ながら本棚を移動して気になる題名の本を見つけると実際に手に取って表紙を見ます。昔のレコードでいうところのジャケ買いと同じイメージで表紙を見て気に入ると今度は裏表紙をみて話の概要、さわりを確認します。そこで最終的に興味を持ったらやっと買います。

小説のまとめ買いはしないで1冊ずつ買うようにしていましたので、今日の1冊を決めるのにだいぶ時間をかけていました。どうしても決めきれず複数買うときでもせいぜい2冊でした。

学生でしたのでそんなにお小遣いもなく、大人になってからは酒、コーヒー、煙草、オーディオにお金がかかっていましたので本代が圧迫されていました。ちなみに私の本を読むスタイルは、喫茶店で煙草を吸いコーヒーを飲みながら本を読むのが定番でした。

神保町の記憶、次は宅建

学生のときに宅建の資格の勉強をしていましたが、当時、資格専門校が三省堂書店の上の階にありましたので、その資格専門校に毎週末通っていました。そもそもその資格専門校に決めた理由が、よくいく本屋だからで講義が終わったら本を見られると思ったからです。しかし実際は講義を何時間も受けてからですと本を見る元気はなくなっていました。

まだ宅建が今よりも合格率が高かったころです。結局資格は取りまして資格手当が付いていた時期も短期間ですがありました。しかしその短期間以外は使うこともなく今に至っております。多くの時間をまったくかすりもしていない業界ですごしています。ただ、法律に興味を持てて実際にだいぶ読み込みましたので、その後、いろいろな法文や規則を読むときに抵抗なく読めますのでよい訓練になったのではないかと感じています。

今の神保町との関わり合い

今、神保町とはどのような関わり合いがあるかといえば、今はまったくありませんといった状況です。そもそも本は電子書籍を買いますし、地元の駅にわりと大きい書店がありますので、わざわざ神保町まで本を買いに行くこともなくなりました。

ほかにも本を買わなくなった理由としてはあまりにもたまってしまい置き場所に困り(狭い空間でしたので)、また昔は引っ越しをわりと頻繁にしていましたので荷物は極力減らしたいということもあります。

三省堂書店神保町本店が建て替えのため一時閉店となります。書店がどんどん街からなくなっていく中ですが一時閉店でよかったです。立建て替え後はまた営業が始まると思いますのでこの点は一安心です。

しかし、振り返ってみると自分はもういく機会があるのか、そもそも紙の本はほとんど買わなくなっているから、本屋が街から消えていくと言って悲しがったりしているのはおかしいですね。それだったら本屋に行って本を買えばいいではないか。

以上